石川県における過去の地震
昨日は
10年前の東日本大震災3.11が多く放送されていました
コロナ禍で
少しばかり災害について
考えが浅くなりつつあったようにおもわれるので
今一度
地震は
身近に起きるものだと心に止めておかないと
いけないかなと思います
石川県は地震などの被害は少ないですが
過去に顕著な被害を及ぼした地震は13回
そのうち8回の地震で液状化と思われる現象が確認されています
石川県に被害を及ぼした主な大きな地震としては
1729年8月1日享保14年(能登・佐渡)
珠洲郡、鳳至郡で死者5名、家屋全壊・損壊791棟、輪島村で家屋全壊28棟
能登半島先端で被害が大
1799年6月29日寛政11年(加賀)震度6
金沢城下で家屋全壊26棟、能美・石川・河北郡で家屋全壊964棟、死者21名
1833年12月7日天保4年(羽前・羽後・越後・佐渡)
死者47名
1891年10月28日明治24年濃尾地震(岐阜)震度5
家屋全壊25棟
1892年12月9日明治25年(能登半島)
羽咋郡高浜町・火打谷村で家屋損壊あり
堀松村末吉で死者11名、負傷者5名、家屋全壊2棟
1930年10月17日昭和5年(大聖寺付近)震度6
小松町等で噴水履歴あり
1933年11月21日昭和8年(能登半島)震度5
死者3名、負傷者55名、住宅全壊2棟
1944年12月7日昭和18年東南海地震
住宅全壊3棟
1948年6月28日昭和23年福井地震(福井)震度6
死者41名、負傷者453名、家屋全壊802棟
1952年3月7日昭和27年大聖寺沖地震(大聖寺)
死者7名、負傷者8名
1961年8月19日昭和36年北濃尾地震(岐阜)
死者4名、負傷者7名
1993年2月7日平成5年能登半島沖地震(輪島)震度5
負傷者29名、住宅全半壊21棟
2007年3月25日平成19年平成19年能登半島地震(輪島)震度6強
死者1名、負傷者338名、家屋全壊684棟
昭和に4回
平成には記憶に新しい2回の
大きな地震がありました
今
危惧されているのは
森本富樫断層で
津幡から鶴来の手前の白山市明島にかけて
北陸線と北鉄石川線の沿線に沿うようにある断層で
全長約26キロ
平均的な上下方向のずれの速度が概ね1m/千年ほど
この断層帯の最新の活動は
約2千年前以後、4世紀以前にあったと推定され
本断層帯の1回の活動によるずれの量は3m程
そのうち上下成分は2m程度であった可能性があるらしい
20年以内にM7.2程度の地震が発生する確率
2~8%
300年以内に発生する確率
20%~60%
1995年兵庫県南部地震 (M7.3)が地震発生確率0.4%~8%だったので
いつ起きてもかしくないのが
現状か
そして
断層の活動が起きた場合
東側が隆起する逆断層で
海側よりも山側に被害が多くなるかもしれないですね
これは
地震調査研究推進本部参照により抜粋しました
昨日
地盤が上下左右に動く変動値で
北陸に異常変動が起きていることをお伝えしました
福井で7.12cm
白峰・富山市大山で5㎝以上が動いているという事も踏まえ
災害準備に備えておいたほうがイイでしょう
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