一昨日に続いて
最近あった
ご質問
傷んだ髪の補修は可能?
ハッキリ言って
傷んだ髪の補修は出来ないと
いっていいです
髪は
ケラチンという
タンパク質からできていて
外部から細胞レベルで
治す?
直す
ということはできません
傷ついた皮膚に
タンパク質を塗っても治らないですし
割れたりかけたりした爪が直らないのと一緒です
トリートメントもタンパク質からできていますが
直す
改善というより
それ以上の傷みが進行しないように抑える役目としては使えますので
損傷進行の予防として
手触り感・艶感を出すために使えます
よく聞く
コラーゲンやケラチンって?
どちらも
髪を形成しているタンパク質です
コラーゲンは約80℃で変性し
ケラチンは約120℃で熱変性します
そして
水分を含んでいると10℃ほど低い状態から変性が始まるといわれています
ドライヤーやヘアアイロンを
使用すると
熱変性してキューティクルがキレイに並んで艶感が出たり
形が変えられてセットができるのは
この変性を利用しています
気を付けたいのが
水分を多く含んでいる状態(見ても触ってもビショビショに濡れている状態)から
ヘアアイロンなどで高熱をあてることです
濡れている状態からアイロンを180℃設定であてると
100℃になる湿熱が
水分を含んで一枚一枚膨張している
毛の表皮のキューティクルを破損させてしまいますので
タオルで水分を
十分拭き取ってから
ドライヤーでチョいと湿ってるかなぁ~~位まで乾かしてから
アイロンを使用しましょう